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M-1グランプリおすすめ祭り2022

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祭りだ。

2022年M-1グランプリの感想。

ヨネダ2000(餅つき)、さや香(免許返納)、男性ブランコ(音符運び)、他。

ベスト3(異論は認める)

ヨネダ2000(餅つき)

・大きい人がひたすらぺったんこと餅をついていた。小さい人はよく動きなんか繰り返しアイって言っていた。って面白いのかと言われると、ずっと笑っていた。

・リズムネタはハマると爆発する。こういう人たちをテレビで観ることができるからM-1は面白い。来年も見ることができるのだろうか。

・これから先の人生で世界の不条理に直面したら餅をつけばいいという意味で、「コーンフレーク」と同じように一生思い出に残るネタ。

 

さや香(免許返納)

・基本の漫才。冷静なボケ&ボケによる冷静なツッコミ。情熱的なツッコミ&行きすぎた自分を冷静にツッコむツッコミ。

佐賀県、エロい、81歳など言葉のチョイスと表現が秀抜。だけに、そこが普通だと、急に普通の漫才になってしまう。普通って何?かは置いておこう。

・来年は、反則みたいなコンビがいなければ、新ネタを1つと、(リスキーだけど)去年免許返納したって話をしましたよねで始まる佐賀と和解の絶倫82歳バージョンを1つやって今年を超えれば優勝だ。

・審査員の方をみて漫才をするのではなく、M-1くらい力でねじ伏せるって感じで自由にやればいい。

 

男性ブランコ(音符運び

・シュールネタ。同じネタでもダウンタウンならこうはならないが、ひょっとしてダウンタウンより面白い。

・ボケはあわわと体を使って(トカゲおじさん)あわわだし、ツッコミは律儀に死んでボケを生み出す。

・音符を運んだ後の展開が見たい?音楽家が演奏する曲を聴いて心に温かな風が吹きました音符だけにもうええわ、って感じでシュールから1回転捻ってベタに落とせばいいのだろうか。難しい。

・フリートークが上手くなって作家とプロデューサーに恵まれてこのレベルのネタを1年間でいいので毎週TVでやり続けられればダウンタウンを余裕で超えていける。ヨネダ2000、さや香とやろう。見るよ。

 

エントリー

ロングコートダディ(マラソン

・動きを加えた大喜利ネタ。一緒に走ろうねが共感を呼ぶ。

・マラソンネタはこの人たちが一番面白い(他の人が別バージョンのマラソンネタをやっても超えられない)と思わせるが、2回目のタイムマシンネタは、もっと上手くできる人がたくさんいそうと思われた。その違いが何なのか?そこを突き詰めるのがお笑いのプロの仕事だと思う。

・何をやっても言っても、ああロングコートダディだ面白い、となれば大勝利。負けるはずがない。

 

ウエストランド(あるなし)

今風?の毒舌?漫才?。優勝してしまった。喋らない方の人はキャンプ番組で見かけたことがあるような気もするが気のせいだろうか。もしそうならヒロシにどういじられるかが楽しみ。

 

・先が読めてつまらないなどと自分の不見識を棚に上げて知ったようなこと言う人もいるようだが、M-1は面白い。真剣にネタをやっていて新陳代謝があるから。

 

・台本の内容がお笑いに占める割合は5割くらいしかない(それでも十分大きいが)。残りの5割は複雑だ。見た目、表情、言葉のチョイス、順番、声の大きさ、体の動き、間合い、強弱、反射神経など、要するに身体表現を中心とした各個人(と個人の絡み合い)の表現を総合的に楽しむのがお笑いであって、ハマった時、その魅力は先読みなどという小賢しさを一瞬で忘れさせるほど強烈に人の心を揺さぶる。

 

M-1は面白いのだが、優勝者がその後ふとつけたTVで痛々しくはしゃいでいる姿をみると、君がやりたかったのはそういうことなの?と哀しくなる。

 

・以上、芸人の名前も碌に覚えようとしない、年に1回、M-1グランプリでしかお笑いを見ない素人による感想でした。

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よき宴を。